休日
平日だが休日。でも午前中は古書会館で交換会関係の仕事年末の清算日が近いのだ。午後はウェブサイト用の写真撮影。日が短いので刻一刻と日差しが変わるのでいくらも撮れない。結局6種類中4種しか取れなかった。他にも茶器の撮影もしなければならないのに。
日が暮れて撮影も出来なくなったので、馬喰町のシモジマでちょっとしたテープや包装用品を物色。いい物を見つけた。
そのまま歩いて、ビーズの専門店などを覗きながら、浅草の焼き鳥屋「萬鳥」へ。焼き鳥屋だが、美味しいワインとフランス産の鴨などの焼き鳥もある、それでいて下街っぽい雰囲気がお気に入りの店だ。焼き鳥はもちろん文句無く美味しいのだが、店長さんのワインの説明も楽しい。好みのワイン、例えば「辛すぎず、重すぎず、香りのよいエレガントなワインが飲みたい」とか「今日はガッツリと重いもの、でも安いので」などと告げると、店長さんがワインボトルを4、5本抱えてやってきて、一つずつ産地、葡萄の種類、味わい、値段などを丁寧に説明してくれる。ワインリストだけで説明するより色合いや、ボトル自体の重さや見た目、ラベルなどでも選べるので、こちらも選びやすい。これがこの葡萄は好きじゃないとか、これが美味しそうだとか、このボトルはカワイイとか、会話も弾む。店長さんのセレクションは結構的を得ていて、今まで何回も来て、その都度連れや気分によってワインの傾向も違うが、いつもハズレが無い。これは素晴らしいことだ。しかもどれも4千円弱~と値段も安いのだ。ガイジンも何人か連れて行ったがいつも大盛り上がりで帰りはベロンベロン。あまり飲まない人達と行って「余ったら持って帰ろう」といったものの、結局2本も飲んでしまったりする。今日も、いつもはあまり飲まないカミサンが「このワイン美味しいね。」と言って、結局2人で1本空けてしまった。カミサンのこの一言はとてもうれしいし、愛おしい。今日もご機嫌で1本空けてしまった。
今はジビエのシーズン。ここでは初めてエゾシカの炭焼きを食べてみた。驚いた。箸でつまむと肉汁が染み出てくるくらいレアで、塩だけで焼いたその肉は脂肪がとても甘い。本当に「甘い」のだ!肉は少しもくどくなく、むしろ軽いくらい。今までも鹿肉は食べたことはあったが、大抵はパサパサしていて味気ないものだったが、今回初めて「旨い!」と思った。あのカワイイ鹿を食べるなんて、とも思うが、それは人間の「業」。今日の糧を与えてくれた神様と、鹿さんに感謝しながら頂いた。いや、本当に感動しました。今度は鴨やキジなど、ジビエの全制覇を狙おう。
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